リモート操作環境の構築

KVMスイッチをサーバ越しにリモート操作するには

KVMスイッチをサーバ越しにリモート操作していくには、コンソールやUSB接続機器、複数台のサーバーをKVMスイッチの各ポートに接続し、サーバールームの外にある管理者用のパソコンとKVMスイッチをL2スイッチで繋げる事で実現します。KVMスイッチは、KVM over IPという物を利用するのが適切です。安定した稼動を目指すのであれば、電源付きのKVM over IPを導入するのが良いでしょう。
KVM over IPを使って、リモート操作が可能になる環境を構築する事で、サーバールームを第三者が入る事が出来ないセキュアなシステム環境にする事ができ、サーバーの台数分だけケーブルをポートに繋げていく事で、KVMスイッチに接続されたコンソールなどを共有する事が出来ます。
このようなシステム作りを行う事で、大量のデータ処理を行う複数のサーバーを管理者だけで効率的に管理を行え、セキュリティ性が高いシステム作りを行えますので、業務活動に必要なコンピューティングを強力にサポートします。リモートデスクトップとは違って、KVM over IPは専用のソフトウェアを必要とせず、ハードウェアだけでリモート環境を作り上げる事が出来ますので、リモートデスクトップよりも安定した動作が期待出来ます。

KVMスイッチをリモートで操作する場合の管理について

KVMスイッチをリモートで操作し、システムの管理を行っていくには、IP経由でKVMスイッチを使った操作を確立する必要があります。KVM over IPは、その名の通り、マウスやキーボードを操作した時の動きをデータに変換して、IPネットワークを経由してサーバーに送信し、そのデータを信号に戻して伝えるという仕組みをサポートしてくれます。
KVMスイッチを使った複数台のサーバーのリモート操作を行う際には、KVMスイッチに複数台のサーバーを専用のケーブルで専用のポートに適切に接続しなければいけません。しかし、リモートデスクトップと比較して、管理する端末の数を安定的に増やしやすいというメリットがありますので、大量のデータ処理を行うデータセンターのような仕組みを構築する方法としては、KVMスイッチを使ったリモート管理は適切です。
セキュアなリモート管理ツールとして、KVM over IPは広く企業に採用されており、KVMスイッチを導入する事で、サーバーと操作端末を完全に切り離して、セキュリティ性能を向上させていく事が可能です。近年では、顧客の情報をサーバーで管理する企業がほとんどですので、情報漏えいを防ぐ為にも、KVMスイッチを使ったリモート管理は効果的です。

WEB対応型KVMスイッチ

仮想化支援機構に対応しているで仮想環境を構築する

コスト面等の意味から、今ではサーバー構築は仮想環境構築という選択肢が出来ました。そして、ホストOSにLinuxを採用するとKVMが使えますが、その為にはマシン自体が特定の仮想化技術に対応している必要があります。
さて、KVMの仮想環境を構築するには、まず仮想環境ソフトはKVM・仮想マシン管理ソフトを導入しましょう。仮想マシン管理ソフトはウィザード式で、画面に示される設定が終了したら、進むをクリックすると次の設定項目に移ります。
仮想マシンの名称とメディアを決定し進むと、作成ゲストOSの種類やバージョンを設定画面になる為、適切に設定します。更に進むボタンをクリックすると、利用メモリーとCPU数の場面になるので、仮想マシン等にどれ位割り振るか等を考慮し決定しましょう。進むボタンをクリックすると、仮想マシン用のストレージを有効化の有無を決め、ストレージとして割り当てる領域を決めます。またストレージ全体が対象であれば、チェックを入れておきましょう。
次に進むと、これ迄の設定の確認をして、仮想ネットワークの方法の指定をします。デフォルトはNATで定義されています。この設定では、ゲストOSが1つならホストOSのNICを通じて、インターネット等の外部ネットワークへのアクセスを念頭に置いた構成になります。更に固定MACアドレスでの管理なら、MACアドレスの記述が必要です。そして、Virtタイプやアーキテクチャの設定で作業は完了です。

KVMスイッチでのネットワーク越しにサーバを操作するには

lt企業やデーターセンター等にあるサーバーシステム等の監視や、メンテナンスを行う場合には、基本的にサーバールームに赴き、作業を行うというのが一般的でしょう。
この様な部屋にはラックが並べられており、そのラックそれぞれに沢山のサーバー等のIT機器が詰め込まれています。ですから、全てのサーバー用にモニターを用意するのは、コスト面等から敬遠される傾向にある訳です。
そこで一台のキーボード・マウス、モニターを利用し、チャンネルを切り替える様に考えられたKVMスイッチを導入しているケースは、データーセンター等で見られる風景です。しかし、問題もあります。それは、サーバーをリブートしたけれどもBIOSレベルで問題がある場合、速やかな問題解決は出来ないでしょう。
そこで、前述した様な問題を解決する為に考え出されたKVMスイッチが、KVMoverIPスイッチです。KVMスイッチ本体はTCP/IPでの通信可能な製品で、レイヤ2スイッチとサーバー間に入るイメージで設置が可能です。また管理者用パソコン等に、特別なクライアントソフトを必要としない事も、メリットの一つと言えるでしょう。ではどの様にアクセスするのかと言えば、クライアントのWEBブラウザーを利用します。またKVMoverIPスイッチは、OS起動より前に起こり得るBIOS等の画面を、リモートから確認可能な機能を備えています。