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和田由貴さんのカンタン節約ラボ

Vol.4 まとめ買いで「差」をつけよう。②

献立の立て方

献立の立て方には二通りあります。まとめ買いをする際、あらかじめ買う日数分の献立をしっかり決めてから買い物をするか、決めずに買い物をして買った食材の中で献立を立てていくかです。どちらにするかは人それぞれ一番合った方法にするのが良いと思いますが、個人的にはあらかじめ献立を立てずに買い物をし、購入した食材の中から献立を立てた方が良いと思っています。
その理由は、あらかじめ献立を立ててしまうと材料の変更が難しくなること。例えばビーフシチューというメニューがあった場合、牛のバラやスネなどのブロック肉が必ず必要になりますが、たまたま買い物に行ったときに和牛の高価なブロック肉しか売っていなくても買わざるをえなくなります。ならば適宜メニューを変更すればよいとういうのであれば、最初から買う物を決めて買い物に行く必要はないわけです。
そしてもうひとつ、献立を立てるのは面倒であることも理由です。献立は毎日の夕食分のみを考えるだけでも大変だと思います。それを一気に数日分考えるとなると、それだけで重労働。大変なことは長続きしません。

どのような配分でまとめ買いするか

あらかじめ買う物を決めずに買い物をするとなると、どのような食材をどのくらいの配分で買えば良いのか、というところが難しいと思います。
まずは軸になる、メインのおかずとなる食材から配分を決めていくと良いでしょう。メインとなる食材とは、お肉や魚などのタンパク質の食材を主に考えてください。これを×人数×日数分で考えます。厳密ではなく、だいたいでOKです。
次に消費量がだいたい決まっているような食パンや牛乳、卵などの食材、日配品、乾物、缶詰などを調達します。そして残りは全て野菜です。
かなり大雑把な目安ですが、メイン、日配、野菜の予算の配分としては3:2:2、もしくは2:1:1くらいが良いと思います。

まとめ買いは上手な保存が大切

乾物や缶詰、常温で比較的長く保存しておける根菜などは特に問題ありませんが、生鮮食品はまとめ買いした場合傷まないように上手に保存することが大切です。
まとめ買いをして帰宅をしたら、まず肉や魚などは当日使う分以外全て冷凍にします。冷凍をする際は、魚は切り身であれば1枚ずつラップに包み、1尾のものであれば内臓を取り除いて処理をした後ラップして冷凍です。肉はブロックの場合、1回に使う分量に切り分けてラップ。小間肉や挽肉などは1回のおかずで使う分量を取り分けてラップをするのと、50g程度の少量ずつ小分けにしたものをラップしておけば、副菜などに重宝します。
野菜は冷凍保存できるものは冷凍すると良いですが、基本的に傷みが早い物からどんどん献立を立てて使っていくようにします。

食材の使い方に工夫を

献立を決める際は、もちろんまとめ買いをした食材の中で計画を立てて献立を組んでいくわけですが、なるべく多くの食材をバランスよく使った料理を考えていきましょう。栄養バランスという面もありますが、単食材で何か料理を作ろうとするとどうしてもボリュームが不足しがちです。
たとえば鶏肉で唐揚げを作った場合、唐揚げだけをメインのおかずにしようとすると、かなりの量を揚げなければボリュームが出ません。そこで、少ない量でも何種類かの野菜を細切りにして野菜あんかけを作ってかけてみたり、豆腐や根菜を素揚げして唐揚げと一緒に揚げ出し豆腐風にしたりすれば、一気にボリュームアップします。
そして1汁2菜か1汁3菜くらいを基本として考え、色々な野菜を組み合わせた副菜を合わせていけば、まとめ買いでもバラエティに富んだ食卓を作っていけるでしょう。

和田 由貴さん

節約アドバイザー 和田由貴(わだゆうき)

消費生活アドバイザー(内閣総理大臣及び経済産業大臣事業認定資格)、環境カウンセラー、食生活アドバイザー、家電製品アドバイザー、3R推進マイスター(環境省第一期国推薦委嘱)など、幅広く暮らしや家事の専門家として活動。消費生活や環境問題、節約術の専門家として、また現役の主婦・母の視点から、講演、執筆、テレビ出演、新聞・雑誌・WEBでの連載など多方面で活躍する。

和田由貴オフィシャルサイト http://wada-yuki.com